最終日に

さてさて、17日の朝・・・祝島での最後の火になりました 。

荷物をまとめ、送るべき荷物を郵便局に持ち込みましたところ

昔の神舞の写真が展示してありました  

大正あたりのものでしたので 90年ほど前のものです   

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1000と数十年 守り続けられた神事です  

お互いのご恩返しが こんなにも深く長く続くものなんだと  

人の素晴らしさを改めて感じましたね  

郵便局長さん  「瀬戸こうじ」 を知っていてくれてありがとうございます  

「今は郵便物よりも 銀行直通の ETC の利用が絶対必要なので

民営化されて島のためには大変良かった」   と伺いました 

これからも祝島をよろしくお願いしますね  

ステージ

さてさて、いよいよ16日の仮神殿の瀬戸こうじ歌謡ショーの始まり始まり 

7時半ちょうどに始まりました 

始まる前から・・・・・少し心配事がありました  

このステージに上がる前……何やら空模様が怪しくなりまして  

ぱらぱらと 

お客様は・・・120人くらい集まってくれましたので、 このままぱらぱらでいてくれ  

と願う気持ちで始まったのです  



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ぱらぱら・・・・・という音がだんだん  バラバラという音に変わっていきます  

雨漏りもしています 

気が気ではありません  

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懐かしいメドレーを歌いながら客席を回らせていただきました  

嬉しいこと に皆さんから手を伸ばして握手を求めてくれます  

まるで、歌手になったよう   

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懐かしい歌にみなさんも一緒に口ずさんでくれます  

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雨脚も強くなり  傘をお持ちでないお客様は足早に帰っていきます  

いたし方ありませんが・・・・・残念です  

雨よ、なんでも今降るんだよ  

悲しくなってきます  

でも同窓生も応援に駆け付けてくれ、力いっぱいの声援をくれます 

雨にぬれても

「こうじーーーーー」  と  黄色やら桃色やら青やら   の声が飛びます  

雨が降ろうが槍が降ろうか頑張らねば・・・・・   

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神舞の実行委員長・橋部様からのご挨拶をいただきました 

「・・・・・・・・・・・・・・・この二週間  雨は一滴も降っていません 

暑くて仕方ありません。

神舞は今まで 雨の降ったことはありませんでした   

今年は大神様が、  雨を降らせてやろうじゃないか   と、降らせてくれた雨です。・・・・・・・・・」

と、雨が降ったことを島の方は喜んでいるんですよ 

僕の気持ちも一転しました 

もしかしたら、僕の歌は  「雨乞いの歌」  になったのかもしれません 

ある意味・・・島のためになったのかも 
   
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アンコールも二度いただいて締めくくりは やはり 

祝島讃歌」  です 

もちろん、最後の 「祝島讃歌」 は合唱でーす 

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感無量   の僕です 

・・・・・・今回祝島に フランスから 映画隊がきていまして・・・・・・・

数日前から島を巡り  音  と 絵  を撮り続けていました 

いろいろな国の文化や祭をとられている監督さんとか伺っていました  

道々、何度かすれ違って 笑顔での挨拶をしていました 

僕のステージが始まってすぐ、 ビニールをかけたマイクとカメラを持参した

雨対応完全武装の三人が 僕のステージの様子を最初から最後まで撮っていてくれました 

舞台で、ご挨拶の一つも言いたいじゃありませんか 

一瞬 頭の中に フランス語の挨拶・・・・・・が巡りました 

と、いうより出てきたものは  おはようの  ボンジョール  

ワインのボジョレヌーボー 

メルシー僕・・・いえ、ボク   だけでして  

ダメだボキャブラリーが少な過ぎて対応できん  

助けてください  神様  仏様    

    フランス様か   

・・・・もしかして、フランスで 人気爆発したらどうしよう 

フランス語の勉強するか  


ステージを降りる道すがら・・・ カラカラに乾いていた花壇の土が しっとり濡れて

枯れかけた花が 少し元気になって

「ご苦労様。ありがとう。」

と言ってくれているようで 嬉しかったなぁ  

懐かしい顔・顔

16日の夕方

仮神殿での ステージを前に、僕にはせねばならないことがたくさんあります  

もちろん、音合わせもですが  

今回の音響は、 國弘民宿のご夫妻です  

すでに何回もお世話になっていますので、大船に乗っていまーす  


僕には、久しぶりの里帰りですから  

普段ご無沙汰をしてしまっている親戚やら、友人やら、

墓参りやら  

暑ーーーい中、走り回りました   


今回のステージで初めて歌わせてもらう歌がありまして 

ご縁があり、この歌をご紹介いただき、果たしてこの歌を歌ってもよいものか否か 

お尋ねする必要がありました 

で、お訪ねしたのが  こちらの祝島在住の平さん  でした 



祝島の山奥に  「棚田」 といわれる 巨大な城跡のような棚田があります  

その棚田は大正末期に この平さんのおじいさんが作られたもので、

この平さんご自身も 小学生のころ おじいさんに連れられて石積みを手伝ったそうで 

そのおじいさんも亡くなられた今も、その田んぼ守られています 

そのおじいさんが、この棚田の歌を残されたそうで・・・・・・・・・

その歌を 田んぼの上に運んだ石に、この平さんが彫られたそうです   

その詩にメロディを付けた方がいて、その楽譜が僕の手元に届きました  

で・・・・・祝島の誉になるような  

これぞ祝島     のような

「祝島讃歌」  に勝るとも劣らない  

素晴らしい詩でしたので、ぜひ、この歌の存在を示しておかねば  

と思い、歌うことを決めたのでした 

で、平さんをお訪ねしたところ・・・・・すぐにお許しをいただき 

お宅に上り込んで、一時間ほど 懐かしい話を聞かせてもらいました   

祝島の宝がここにもありました  

島の人は 宝だと知らずに当たり前のように過ごしているのですが・・・・・・・・

もしかしたら、 この島は宝の宝庫なのかもしれませんよ  

大事に歌わせていただきましょう  

  神の生れし この島よ 

余談ですが・・・・・・・・・・・・

平さん僕の父に似ているんですが・・・・・ 

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僕の父のいとこのおばちゃんです  

良かった    元気でいてくれました  

「瀬戸こうじさんと写真を撮ってもらった 

と、うっすら涙を浮かべて喜んでくれました  

「なにをいっちょるん   わしゃあ  おばちゃんにいっぱい世話になったんじゃけに

いつまでも元気でいてくれませよ、のんた  

このおばちゃんの息子が、僕にとっての又従弟のヒロ坊 

彼とも 肩を抱き合い 握手をし 久しぶりの再会を喜び合いました 

40年ぶりくらいになるのかな 

余談ですが・・・・・

祝島の女性は  美人が多い   

南の島国なんですが 色白で 上品なんですよ 


今年の神舞は 僕らより10歳くらい上の先輩方のクラス会をはじめ 

僕らの世代くらいまでのクラス会が 数多く 開かれていました  

元気なうちに会っておこう     という気持ちからのクラス会なのでしょうね 

僕らのクラス会も  漏れることなく行われました  

30数人の集まりでした  

卒業以来…という人もいました  

名乗られても…しばらく考えて・・・???

おおーーーっ、あの○○か !!

久々の対面が多かったのです  

そう、めったに帰郷はできない・・・・・・

改めて  故郷は遠いな・・・と思いました 

でも、 時間は走馬灯のように  50年前に戻ります  

頭が薄くなったり、しわがふえちゃったり・・・・・・・・いろいろですが  

気持ちは  15歳の仲間です  

みんなで神舞を盛り上げようぜーー 

入船

さーてさて、皆様お待ちかね  

16日は入船神事のはじまりはじまりーーーー

朝 6時の時報とともに バンバンバン    花火がなりました 

祝島から九州の伊美へと神様を迎え出た   神の御座船 が昼ごろ 戻ってくるのですが、

朝から、その時間が気になり、皆うろうろし始めます  

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僕だけではないんですよ    ほら  

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10時頃になると 櫂伝馬が、御座船を迎えに出ます 

大漁旗をなびかせた漁船が 何艘も港を出ていきます   

島民が暮らしているのは東なんですが 

前にも話しました・・・・嵐で難破してたどり着いたところ・・・・が三浦なんです・・・・ 

ですので、祝島の西の三浦湾に 御座船は上陸し、神事が執り行われます   

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無事、神事が済んだら いよいよ櫂伝馬船や神様船などをロープでつなぎ  

海上を大きく3周したあと   僕らの住む東に再上陸するのです 

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  櫂伝馬船 と   神の御座船 です  

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2艘の   櫂伝馬船 です 

船の先頭には、大麻を振り踊る若者   船尾には木の刀を持って踊る若者 

足先を舟に縛り付けて、体全体で踊り続けるのです  

この大役は、誉 です   僕も経験したかったなぁ  

当時は高校生・・・の年齢制限があったので、

15歳で島を出た僕にはかなわぬ夢でした  

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神様たちの乗られている船です 

今年は かわいらしい若太夫さんが   3人来ていました 

伊美でも、こうした文化を伝えようとしている若い子たちがいるんだと

とてもうれしく感じましたね  



いよいよ上陸です  

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今年の入船も…・

島では、2000人くらいの人口になったのでしょうか 

懐かしい友の顔も おじちゃんおばちゃんの顔も たくさんあって

波止場は広い社交場と化します  

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いよいよ神舞準備完成 

さてさて、いよいよ、僕の故郷  祝島 の 祭  「神舞」  の始まりでーす 

これが今年のパンフレットです 

ご覧の通り、船をお迎えして、お送りしての5日間の祭です  

メインは  この出迎えの船のが港を3回練り歩く  

練走る   練り回る   ところと

仮に作られた神殿での 奉納神楽の数々です  



ここが 仮神殿の祭られた聖域でーす  

島には宮戸八幡宮があり、境内の奥の方に「大歳社」の祠があります 

その  「大歳社」 の額を飾った大鳥居 です 

この文字……大豆や小豆などを並べて書いてあるそうです  

豊作に感謝をこめて・・・・・ということなのでしょう  

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そしてここが、仮神殿です 

全部島民による手作りですよ 

祝島の自慢の     苫でこさえた神楽の舞台 古式豊かに幽玄に 

天井からゆらゆら揺れている短冊も、 1枚1枚 神様の名前がを切細工したものです  

神棚が祭られ 準備万端です 

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恐れ多くも、16日の入船神事の後・・・・・・・・・

瀬戸こうじ  ここで歌わせていただきます  

本当に恐れ多くて  

「舞台下で歌わせてください。 ほかの場所で歌いたーい 

と願ったのですが・・・・・・・・

やはりここで歌うのです 

バチが当たらぬよう    失礼の無きよう 

頑張らねば・・・・・・・・

背筋の伸びる…15日の午前中です  

所属 ぱぁぷるプロモーション

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