
なんと涼しげな初夏の花でしょう

姫うつぎ という花らしいです

丈が低いので サツキやドウダンツツジと同様に 最近街道側の植木に使われているのを見かけます

空木(うつぎ) によく似ていて、 花のサイズが少し小さいところから 姫うつぎ というようです

もともと 空木(うつぎ) という名は、茎や根の中心にある部分の髄(ずい)が 空洞になっているので、「空ろ木(うつろぎ)」 が変化して 「空木」

空木は 足場が悪く傾斜のきつい岩地で自生するので 自らの重みを軽くするように進化したそうです

すっごいわ

空木は 「卯の花」 (ウノハナ) とも呼ばれています

「卯の花」


「おから」 の煮物・・・・・大好きです

・・・・ではなくて


卯月(旧暦の4月)に咲くことから・・・とも 「うつぎの花」 の略ともいわれているようです



童謡 「夏は来ぬ」 の 歌詞です

空木の花の色が美しく映えている垣根に、


という感じ


なんと


この花が初夏の花として古くから愛されて来たのは、ふっくらとした蕾が米の粒を連想させるからだそうです

この空木のたわわな花房を、こうべをたれる稲穂に重ねて見たのでしょう

時鳥(ほととぎす)も 「田植鳥」 と呼ばていたそうです

昔の人たちの秋の収穫の祈りが 歌詞にも、花の名にも、鳥の名にも、こもっていたわけです

ところで ・・・・・「卯の花」 の名の 「おから」 ですが

豆腐を作った後の大豆の絞りかすで、茶葉の殻の 「茶がら」 などと同じ 「から」 に 「御」 をつけたものです

「おから」 が空に通じるとして、空木につながり 卯の花(うのはな)と呼ぶようですよ

ご親戚


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